「素材」にある物語

ゴミがお宝に!サーフボード工房産出・サーファイト

アップサイクルアート・サーファイト&フォーダイト   通称「ポリピーコックサーファイト」。 サーフボードを塗装するときに垂れて落ちた塗料が積もり積もって固まっちゃう。 それを剥がしたらきれいな縞模様が! 切り取って磨いてできたのが「サーファイト」。   よく知られている「フォーダイト」というのは 自動車工場からでた塗料の塊。 こちらはシャープな縞々がユニーク!     左下ふたつがサーファイト、右上はフォーダイト。 一緒に移っている右下の濃藍は地球産鉱石の「銅藍」で...

女神のシンボル・トリプルムーンのペンダントの暗号(?)

三つの月と謎(?)のルーン文字       ペーガン(Pegan)やウィッカ(Wicca)。 自然のなかに女神を見いだし、それを崇拝する。 その形はさまざまで、多くの集団がありますが、総じてキリスト教徒から見れば異教・邪宗。 ペーガンという言葉自体に侮蔑の意味合いがあるそうです。 薬草や香料の知識があり、それをして、後付けで「魔法」「呪術」使いとして怖れられる。 怖れはニンゲンを残酷にしますから、中世ヨーロッパのウィッカン達への弾圧は苛烈。 そりゃ、薬草の中にはト...

ラトビアの森から届いたキノコとルピナスのドライフラワー

「森」を感じる押し花やドライフラワーが欲しい   いや、ほんとは検疫で没収されるんじゃないかと思っていた。 実際、ドライフラワーの輸入は厳しくチェックされるはず。 でもどうしてもキノコが魅力的だった。。。 ビクビクしながら最低数量をポチってみた。   北欧・バルト三国のひとつラトビアより。     ドライのキノコは苔類といっしょに5センチ角の小箱に収められ、 形に惚れたルピナスの押し葉はラトビア語の紙片を背にしてやってきた。 内容物は「Craft supply」となっ...

パライバトルマリンの原石スライスが、今見た朝の空の色だった

至高のブルーグリーン、ハイパージェム・パライバトルマリン・・って知ってますか?   めっっっっっちゃ、高い。 目が飛び出して、地球を三周回ってくるくらい、高い。 そんだけ、美しくて人気なのが、青のパライバトルマリン。   ブラジルのパライバで1989年に発見された、まだ新しい石。 そのブルーは銅の影響を受けたもの。 あまりの美しさに、その年の石の展示会では全注目を集めたそうな。   そんなスーパージェムストーンがうちにもあるんですね(ドヤッ)。 ミニサイズ。磨いていない原...

虹を内包する瑪瑙(メノウ)~イリスアゲート

女神イリスの名を冠す、虹を秘めたメノウに驚け!   見た目はまったりなめらかメノウ。 結晶も残るドルージータイプで、うん、美し。     半透明のキャラメル色とミルキーホワイトのストライプ。 ところが、うしろから強い光を受けると・・・     ミルキーホワイトの部分に虹が架かる!!!! ホワッタサプラーイズ!   なんとかこの虹を美しく捉えようと、撮影しまくりましたが、 この虹の女神、イリス(またの名をアイリス)はそう簡単にはなびかない。     生...

ガラスのクジラ~スワロフスキークリスタル#2841

ガラスのクジラがハッピーを運んでくる     クリスタルのクジラ。 ハワイ語でクジラは「コホラ」というんだそうな。 そして、その尾を波間にみれば、それはとても幸運なことなんだって。   スワロフスキークリスタルの限定モノ、「スワロフスキーアニマルシリーズ」のひとつ。 濃いブルーにさらにブラックをいれた「モンタナ」と呼ばれるカラーです。   クリスタルを撮影するのは難しい。 その美しい光の反射のすべては捉えようもない。     ああ、こんなに青々してないなぁ。 ...

取り扱い要・要・要注意!モルフォ蝶の青い羽

青のモルフォ蝶に白旗を揚げた朝   青の羽の記憶の始まりは、50年前。 祖母が母にプレゼントした、青いブローチ。     「ほんものの蝶々の羽が入っているんだよ」って聞いた。 それは幼心に不思議で、とてもとても大切ななにかに見えた。 宝石よりももっと、大切な「何か」です。 たぶん、青に紫、緑を浮かべる色をもつ、天からの授かり物のような生き物が地球にはいるのだと知った事と、 そんなにお金持ちじゃなかった我が家で苦労していた母が、アクセサリーをプレゼントされたという、 あっ...

緑の月の石~アルバイトムーンストーン

緑の月の出る夜は   妖精のささやきも聞こえましょうか・・・?   赤い月なら魔性も蠢き、 黒の月は新生の予感、 銀白は聖母の抱擁、 虹色は天の祝福。     本日ファンシィに始まる日記でございます。 乙女やろ?   その輝きで遙か過去より「月のようだ」といわれた、ムーンストーン。 白、黒、橙、茶、灰・・・さまざまな色がありますが、 石の表面よりわずか奥から発する輝き、「シラー」を共有する「長石」の仲間。 厳密には異なる化学組成をもつ別の鉱石なのだそうで...

セージdeスマッジング!

セージの香りは大麻ににているんですか?と聞かれて「はい」とは答えられないだろう   だって、イリーガルだもの。 そんなん、わざわざ「大麻?しってるしってるぅ」って言えるわけがないじゃないですか。   似てます。   ぎゃーーーー、もう4000年も昔のことだから、かんべんして。 日本じゃないから。ちょっぴりやんちゃもしたい年頃だったから。すぐ飽きたから。 やんちゃ・・・・そう言いさえすれば、どんなことも許されてる便利な言葉。 あかんやろ。 いまは「ナチュラルハイ」にこだわって...

樹脂香を燻らせて神話と伝承の世界に遊ぶ②

「ミスルトゥ」はヤドリギで、「ワームウッドは」ニガヨモギ~樹脂香ブレンド、その中味     前回ご紹介した12のブレンド樹脂香の、素材をひとつずつ見てみます。 すべての香はリラクゼーションと瞑想の環境つくりをヘルプします。 おおかたウィキだとか、アロマ専門店さんが解説していますので、 そこにはない民俗学的資料などのなかからストーリーをレポートしてみます。 香りは文字では極めて伝えにくいもの。 個人的な感想ですのでかるくご参考までにしてご理解ください。 もうひとつ、これは驚く...

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