毒のない緑青はただ、美しい。~パティーナハートイヤリング
アンティークな雰囲気を愉しむパティーナカラー
パティーナとは 緑青のことです。
古い十円玉の表面によくみられる、アレ。銅にあらわれる錆。
パティーナは緑青に限らず使い込むことで趣の出てきたものの表面のこともいいますが、
アクセサリーに関してパティーナといえばブルーグリーンのものを指します。
特に海外では人気のようで「パティーナ色に加工した」パーツがたくさん見られます。
私も大好きで、パティーナの文字をみただけで、ふらふらとそのページを眺めてしまうくらいです。
でもほんとの緑青は猛毒があると、理科の時間にきいて、見つけても触れることさえしないよう注意していたものです。
どうやら毒性はさほど特別なものではなかったようですが、それは毒性がないということではありません。
金属のパティーナ加工
なんでもない金属パーツに塗装・染めを施してアンティークなパティーナ色に!
DOLPOでも様々な方法でパティーナ色のアイテムを出しています。
ギルダーズペースト、ヴィンタージュパティーナなどは金属専用の塗料。
スウェレガントやイデアパティーナなどはもっと化学反応を起こして染めていくものです。
スズランのピアスのブルーはギルダーズペーストによるパティーナ加工です。
もとは銅色をしています。
今回はタタードエンジェルのターコイズパティーナを使ってみました。
ペーパークラフトを前提にしていますが、金属にも使えて保護材を上塗りすることで長くもちます。
それぞれの塗料・染料については、また折を見て「素材の秘密」カテゴリーでお伝えしたいと思います。
真鍮のフィリグリーは表面を紙やすりで処理してから塗料を乗せています。
仕上げにはダイヤモンドグレーズをコーティングしています。
裏にはIced Enamelsのシルバー。
その他花型のターコイズ、チェコガラス、小さなジャスパーを使用。
このタイプのデザインにはピアスが多いので、ピアスホールのない方にも楽しんでいただけるよう、
イヤリング仕様にしました。
ピアスへの変更も可能です。