アンチクラスティックプライヤーでスタイリッシュカフブレス

Youtube動画でご紹介!アンティクラスティックプライヤー

 
今朝、4時半までかかってこしらえた動画。
はじめて三脚セットしてスマホで撮影!
顔を出すことはもちろん、解説の声を入れることさえ
勇気がなかった・・・(とほほ)
軽いウクレレの音色にのせて、
ささ、ごらんくださいまし。

 

 

 
縁を反り返らせたアンティクラスティックサーフィス(Anticlastic surface)で広がるカフブレスの世界!

 
・・・世界とは、またおおげさなんですが、
このツールを見た時には
「これさえあれば、あんなんも、こんなんもできる!」とわくわくいたしました。
けれど、 たっかーい!!!!
新春から清水の舞台を飛び降りまして、ようやくてにいれましたが・・・

 
さっそくアルミ板をプレスしていったところ、
グニャグニャと曲がっていく!
これは動画をご覧いただけばおわかりいただけますが、
プライヤーの溝に、きっちり金属板を置いて、
幅の中央をしっかりプレスしていかないと、曲がってしまうのです。
適当にやっていくと、板がずれて、中心をはずしてしまうわけです。

 
自然にできていくテクスチャー

金属を外側に曲げ、さらに内側にカーブをつくるという動作は
金属板に無理な変形をかけているわけで、
どうしてもヨレや折れができてきます。
細かな作業をすれば、それらを最小限に抑えることができますが、
限界があります。

 
でも、これも使いよう!
自然に表れたテクスチャーとして利用してみました。

 
アンティクラスティックフリルカフ シルバーxオレンジ

 
アンチクラスティックにした縁にさらに曲げをかけて フリル状にしました。
真鍮ベースですが、Vintaj Patinaという金属用の塗料のシルバーをのせて、乾燥後に磨くと
でこぼこした部分から下地の真鍮色があらわれて、二つとない表情を見せてくれます。
裏はぱあっと明るいオレンジ系。
これはVintaj Patinaのクレイ(土)とラスト(赤さび色)で、ヴィンテージ感がでます。
小さめの真鍮の花をリベット留めし、全体をコーティングして完成したものです。
とっても軽いんですよ。

 
アンティクラスティックリング ブルーラストxターコイズ

 
コチラのベースは銅です。
リングは小さいので曲げるとさらに金属に負荷をかけます。
でもリングがあまりでこぼこになるのは指にしっくりこないので、
慎重に、細かなカーブつけをして、なるべくなめらかな形状になるようにしています。
この作品の彩色は化学変化を起こさせる「染め」方式で
Swellegantという素材を使っています。青い錆色と、黒ずみを現わすものにしました。
アクセントはターコイズ。
小さな花の土台とあわせて ワイヤー留めをしています。

 
間もなくサイトにアップする予定です。

 

 


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