セッティングパーツをデコって脇役から主役にする、ひとつの方法

大きめセッティングパーツはキャンバスだ!

 
先日、心斎橋に「天野喜孝アート展」を堪能して参りました。
マスク必須、小さなアルコール除菌ポンプ持参・・・
それはともかく、天野画を間近でガン見、
絵の向こう側の透明な幻想世界に引き込まれそうでした。
そんな、絵画は「額」選びも重要ですよね。
天野氏の場合は、額の力なぞ借りなくとも十分すぎるほどの魅力ですが、
絵に高級感、アンティーク感などイメージを左右してしまう、額。
それを選ぶのも芸術かなー、って思うほどです。

 
さて、セッティングパーツ。
レジンアクセ作りやカボションのセットには欠かせないパーツのひとつ。
セッティングの中に作られた世界を、支えてくれる。

 
セッティングパーツ活用術

 
セッティングパーツもいろいろですねぇ。
2~5は形を活かして、そのまま使用しています。
1は3カ所に穴を開けてメタルリーフ装着!
6は「Iced Enamels」(アイスレジン社)で、
7は「Vintage Patina」(ヴィンタージュ社)で塗装。
8はがんがん叩いてテクスチャーをつけ、磨き上げ。
これらは20ミリまでの、よくある大きさですが、
35ミリ以上ならもっとお絵かき気分。

 
大きめセッティングの利用法 

 

 
こうなると、脇役的セッティングパーツはもはや主役。
このアンティーク仕様のペンダントトップ作りを、順を追ってご紹介します。

 
大きめセッティングパーツを使って錆び錆び風ペンダントパーツ作り

 
元は普通のセッティングパーツ。エキゾチックなフレームデザインがお気に入りです。
内径約34.5ミリ。

 
35ミリセッティングパーツ

 
表面をざらざらにして塗料が定着しやすいようにします。
サンドペーパーなどで磨けばオッケ。

 
セッティングパーツを加工する

 
ベースにブラックジェッソを使いました。

 
セッティングパーツ活用術

 
テクスチャージェルと飾りパーツを載せます。

 
セッティングパーツをデコする

 
色つけ開始。今回はタッタードエンジェルズのペイントシステム「ベアメタル」を使いました。
4つのカラーがあって、レシピ通りにつかえばよいのです。めっちゃおもしろいです、楽しいです!

 
タッタードエンジェルズペイントシステム

 
豪快にスプレー。

 
タタードエンジェル

 

 
タタードエンジェルで色つけをしたあと、
このままじゃ寂しいので、小花を追加投入。
白のジェッソを使って小花を配置し、
さらに塗料を重ねた結果(画像ry)が、これ。
すでに当初の面影なし。

 
大きめセッティングパーツをデコる

 
各パーツは接着されているわけではないので、
コーティング剤を流し込み、あるいは塗るようにして、固定します。
ダイヤモンドグレイズを使います。
レジンでもいいでしょうが、粘度の低いものがイイかと思います。

 
ダイヤモンドグレイズ

 
ダイヤモンドグレイズは始めこそ乳白色ですが、乾くと透明でしっかり固くなります。
速乾性ですので、厚く流し込みしても、さほど時間も取らずに完成を見ることができます。

 
セッティングパーツをデコる

 
奥行きがあって、いい感じの仕上がりになったと思います。
大きめのセッティングパーツはなかなかにオモシロ素材だと思うのです!!

 
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