2018年のトレンドカラー発表!「ウルトラバイオレット」
今年の色「ウルトラバイオレット」でボーダーレスな世界の創造をめざす
そうはいってもなぜ?誰が決めるの?っておもいますよね。
世界の色見本の基準となるPANTONE社が発表する毎年の「color of the year」。
社会の情勢や、人々が必要としていることを分析し象徴する色を提言しているとして、定評があります。
いま必要とされていること、それは世界にある枠を超えて、その先を創造していくこと。
刺激に溢れ、混沌とした中には確かな安住のスペースが必要。
それは実存の「場所」である必要はなく、精神的な「余裕」。
冷静な知恵と同時にそれを求める情熱が可能にします。
それらを表現する青と赤を混ぜた紫は、たしかに今を象徴していると言えましょう。
「今年の色」を発表すると、ファッションをはじめとして、
様々なモノに取り入れられるようになります。
ほんとうに、ボーダーレスな世界へ一歩でも近づけるといいですよね。
そう、「一歩」を踏み出しましょう。
ギリシャ神話にみるアメシストの物語
深い紫といえば、一番最初に思い浮かぶものは何でしょう。
お坊さんや神父さんのお袈裟、褒章、なすび・・・・・そして、アメシスト。
なすびはともかく、紫は高貴な色、神に近い色、霊性の高い色としてつかわれてきました。
アメシスト(アメジストの呼び名がなじみ深いですね)も魂の石、創造の石、芸術の石として
古くにはダイヤモンドと同じほどの扱いをされていたようです。
海王星とつながり、2月の石とされ、聖バレンタインの指に飾られていたといいます。
アメシストの語源はギリシャ神話にあります。
酒の神バッカスが怒りに任せていけにえを求めたその相手が
美しい乙女、アメシストだったのです。
アメシストは女神に使える女官でしたが、死を目の前に覚悟したとき、女神が白いクォーツに変えたのです。
バッカスは自分の怒りを恥じ、また乙女を憐れんで、葡萄酒をクォーツに垂らした、
それがあの紫の石だという、物語です。
アメシストが怒りや悪癖を中和し、バランスを取り戻すとされることから生まれたファンタジーなのでしょうか。
パワーストーンとしてのアメシスト
アメシストは原石の部分によって、大きく色が変わります。
深い紫、ラベンダーカラー、紫と白のグラデーション、またはストライプ。
色味ごとに使い分けられるようですが、共通して認められるのは、
第三のチャクラに働きかけ、偏りから中庸に戻し、冷静な知恵をもって新しい道を見出すのを助けるということ。
芸術家や発明家が持つと良いといわれます。
「途切れる」のではなく「永遠」。
「見失う」のではなく「見出す」。
結婚の誓いや失われた愛を取り戻すことを祈る時、アメシストを身につけるといいといいます。
落ち着きをもたらすという意味で、多動や悪夢におびえる子供が眠る時、寝床の下にアメシストをおくといいそうですよ。
今年の色をアメシストで表現してみる
DOLPOでは上質アメシストの魅力を活かした、アメシストのピアス&イヤリングを扱っています。
透明度がとても高うえ、ラフカットなので一粒ごとに個性があります。
ラフカットですが、ほぼ同じ大きさなのでバランスのいい耳飾りになっています。
美しすぎるほどの紫の輝き、それを活かすシンプルなスタイルです。
年齢を問わず、飾る人を美しく魅せるアメシスト。
上質だからプレゼントにもいいですよ。