パール①~愛を呼び寄せる石
負のエネルギーからの解放
石・・・とは、本当は呼べないのでしょう。
大地が育てた「天然石」とは異なり、生物=貝が育てた有機物。
その貝も、入り込んだ異物から自らを守るために分泌物で丸め込んだのだから
貝としては必死だったかも。
パールの色を決定しているのは水。白をはじめとした黒、茶、ピンク、金、青などが
その貝の生息していた水にかかわるとは、やはり不思議を感じざるを得ません。
初めて貝のなかに光る真珠を見つけた人は、きっと心底驚いたでしょうね。
パールはかなり古くから珍重されてきたようです。
万葉集にも白珠の呼称で登場しているくらいですから
世界を見渡せばさらに古くから利用されてきたと考えられます。
パールには忠誠、献身、不動心、の言葉があてがわれます。
象徴するものは経験に基づいた知恵。
混沌状態にあっても自らの中心を保ち、現実に足をつけ投げやりになったり皮肉に物事を片付けてしまわない。
心の中に光をあて、正しい道を選ぶ助けとなる。しかし、それらは石のように融通の利かないものではないことの悟り。
自らを愛することを知り、他を愛することの助けとなる。健全な自己愛は普遍の愛につながる。
心を開くことは負のエネルギーを払しょくし他とのかかわりを円滑にする。
それが富、財、幸運、愛をよぶ・・・
こんな意味づけがされたのは、貝の中心に確固として存在し、不思議で神秘的な輝きを放つその姿が
人々の想像力を掻き立て、自然の中にある大いなる神の存在を感じさせたからかもしれません。
愛を求めるひとへ、或いは 愛を確かにしたいひとに パールを
パールの白い光のオーラは人のオーラをクリアにする、そのことで他との良好な関係を築く・・・
愛はパールを持つ人のハートの扉をノックしてやってくるだろう、と記載されているものもあります。
ノックしてくる愛、ロマンチックですね。
実際にパールの柔らかな光は眺めていてすうっとなごんでいくことを感じられるはず。
落ち着いた感情と深い理解は、確かに真実の愛を引き寄せてくれるのかもしれないと思うのです。
パールに関する文章をみると、最初から最後までよいことだらけです。
タイトルで①としたのはそれらの話をまとめると、精神的(形而上学的に)、肉体的影響、実用するときの組み合わせやポイント、と
3つに分けて考えられそうだったからです。
明日は肉体的影響のところを書いてみます。
月とパール