滾れ、内なる原始の血よ!~石矢じりペンダントで気分は石器時代
まるで発掘物。ハンマーロックの石矢じり
朝がどんどん早くなるこの季節。
目覚めるのもどんどん早く・・・。
年のせい?
ちっがーう。生物体たる己の原始的体内自然時計がそうさせるのだっ。
暗くなったら眠たくなる、明るくなったら目が覚める。ナチュラル。
自分、昼行性ヒューマンです。
夜明け。
空気は冷涼で清浄、あらゆる鳥が合図を交わし、東に黄金の光を見る。
すがすがしい。
ええもんですぜ。
そんな血の中の原始の記憶を刺激する、石矢じり。
原石をハンマーで叩き割って形成したそれをペンダントに仕立てるのはとってもワクワクする作業。
大きいのはインディアンアゲート(仕入れ先表記)、
小さいのは水晶、ローズクオーツ、アメジスト、黒曜石、そしてアゲート。
ワックスコードを編むように巻いているのは、
じつは石の欠けがあったり、バランスが崩れていたりしたもので、
じゃぁ、それ不良品?ってうっちゃってしまうのは惜しいと思った。
だって、叩き割っているのでそれが起こっても当たり前。
それでも販売するとなると、よくない。
欠けの部分が肌や服をひっかけて傷つけてしまうかもしれない・・・。
そこでワックスコード編みで工夫したものですが、なかなかよき風味になったと、思うのですよ。
さて、ここで興味がわいてきた。
矢じりに適当な石ってなんだろな。
黒曜石・安山岩・粘板岩
コレを調べて納得するのに、かれこれ10日ほども経ってる。
単純に「打って加工しやすく、断面が鋭利な貝殻状」であるもの、とすませばいいが、
硬度は?構造は?・・・なあんて思いつくので、困る。
石の割れ方は結晶系で決まるんでしょうが、
いくらウィキやら鉱物のサイトを開いても、眺めているだけで、頭に入ってこない。
そうだ、石器時代のニンゲンの気持ちになろう!
たとえば切り立った崖(断層)あたりの石は鋭く割れて硬い、
川岸の石はぼろぼろになる、・・・って、生活の知恵で使い分けたんだ。
長老様の知恵袋みたいなものがあったんだ。
きっと、そうなんだ。シンプルなんだ。
打製から磨製へ、そして石から銅・鉄へ。
ニンゲンの向上心・探究心はすごいね。
ただ、その切っ先が同じニンゲンに向い、あるいは必要以上の狩猟を実行させたのは
負の進化であったかもしれない。
いまやそれを制御したり、計画性を持たせたりするのは
紆余曲折を経て得た最終進化形なのだろう・・・・。
矢じりひとつでニンゲンの進化をおもう。
わたしは ばかだ。
けど、矢じりを見てわくわくするのは、
どこか やっぱり 原始の血が騒いでいるからなのだと思うよ。
みなさま いかがですか?
さて、宣伝。
矢じりペンダント、ショップサイトで販売中。
みてね。
水晶の矢じり。
黒曜石の矢じり
インディアンアゲート矢じりペンダント。
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