変わり天然石の楽しみ方
原産地・地球!
水晶、アメシスト、アマゾナイト、珊瑚・・・
「それっていつものよく見る石だよね!」っておっしゃいますな、皆様よ。
こんな石をアメリカ経由で入手!
上段左から、ファントムクォーツ、ゴールドルチルクオーツ、水晶、ロシアンアマゾナイト。
下段左から、珊瑚、そしてアメシスト。
グレイを帯びた完全透明な水晶に、幻想的な雲のストライプ。
磨きをかけないクオーツにシルクの輝きのむき出しの金針。
放射状に広がる六角ポイントが花のようなクラスターのスライス。
波打ち際のような絶景を見せる石模様。
深く赤い三日月はミステリアス。
六角の山がそれぞれに輝くクラスターはなんとハート型にシェイプアップ。
いつものなじみの石たちがこんなに個性的!
こんな石たちを手にすると、ああ、しあわせだなぁ、なんて、感じるのであります。
仕立てはDOLPOのオリジナルで
アメシスト、水晶クラスタースライス、アマゾナイトをネックレスに仕立ててみました。
ハート型のアメシストクラスターは1センチほどの厚みがあり、大きさも3センチとかなりインパクトがあります。
底面とサイドはごつごつを取り去り平らかにしてありますが、石そのもののざらつきが残っていました。
メッシュの入ったレザーでくるみ、さらにワックスコードで結んでみました。
デニムブルーの小さなガラスを繋いだチェーンを長くとって、ボヘミアンなロングネックレスに。
クオーツならではの六角ポイントが集まって、それぞれが自由に光を反射します。
花のような水晶クラスターのスライスは1円玉ほどの大きさ。
表面は平ですが、透明感があり、スライスされたポイントが重なって見えて小さな花のよう。
ジュエリー用のパテにクールなゴールドのラメを載せてジョイントしています。
センターにもアクセントを。表裏同様のデザインです。
チェーンも白っぽいペールゴールドを採用し、花は鎖骨の間に納まる長さになっています。
ブルーグリーンとサンドベージュの織りなす模様はまるで夏の海の波打ち際!
それぞれ透明感があり、水音さえ聞こえてきそうな美しさなのです。
石をなるべく覆うことなく支えているのは四角のフィリグリーです。裏から見るとこんな感じ。
ジュエリー用パテが接着と石の保護に役立っています。つなぎにもちょっとしたワイヤーワークを施しています。
石はもちろん自然の産物ですが、
それらの特徴をいかしたカットや磨きは石屋さんたちの技術。
そしてその技術をさらに形にしていくことは、ワクワクするような楽しい作業なのです。
最後に皆さんの胸元へ届いて、完成するのですね。
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