”デザインされた天然石”はイイ!とおもいます
「染め」「再構成」「スタビライズ」された石はフェイクなのかという疑問
アクセサリーとして利用するために
染める、再構成する、樹脂などで強化しても
それは間違いなく「天然石」なのです。
フェイクなのは、たとえばヘミモルファイトをラリマーだと言ったり
化学合成しているのに「ほんものの水晶」と言ったり、
とんでもない地中から発見された激レア開運石といって
普通の300円くらいのスノーフレークオブシディアンが30000円に化けたり
そんなことじゃないかとおもう・・・・
かくいう店主は一万円札のお風呂を夢見て
水晶ポイント(?)を分割払いで買っちゃったくちです。すんまへん。
石のデザイナー、DAKOTA Stonesの社長さんインタビュー動画がおもしろい!
全編英語、字幕なしですが、まぁ・・・・わかります(話せなくともわかる!それでいいのだっ!)。
Dakotaさんんの石はけっこう 派手派手な染めがしてあったり、
大き目スラブ(板みたいなカタチ)であったりいたしますが、
原石の面白さを活かして、さらにジュエリーメイキングのことを考慮した素材を提供してくれています。
香港の石市場や丸玉制作の様子も見られて、とても興味深い動画です。
この動画の中でも「フェイク」じゃないかといわれることについて
そうではないことを解説している場面(後半)があります。
ジュエリーとして使えるよう、トパーズなどのように色を変えたり
ターコイズのように脆さを克服し、退色を防ぐためにスタビライズするのは当然だということです。
ただ、スリーピングビューティ(ターコイズ)はまれにみるスタビライズを必要としない石であるというのは
やはり、「へぇぇぇ・・」とおもいます。
石の質のことではありませんが、「一連」として販売するときに、
その長さを16インチにしていたものを8インチに変更したことについて、
その理由をクオリティの統一、また各石のシェイプは組み合わせるものであって、
長すぎると余って無駄になってしまうからだ、というくだりは
石のデザイナーさんたちがジュエリーデザイナーでもあることから
あくまでも作り手視点だと理解でき、おもしろいです。
石をデザインする
異なる石の「いいとこどり」で貼り合わせたもの。
最近注目しています。
貼り合わせと言えば、「インレイ」といわれる装飾品。
貝の象嵌みたいなものですね。
アメリカ先住民アイテムなどにとても美しいものがみられます。
石を合わせることは、アートなんです。
オレンジは「オイスターターコイズ」、グレイッシュグリーンは「カッパーアマゾナイト」です。
アマゾナイトはもうすこしブルーが入っていて、画像よりもぐーんときれいです。
スラブはスリーピングビューティ。
あ、スラブというのはこんな板みたいなもののことです。
これはラピスラズリのスラブを使ったペンダント。
3.5cmくらいあります。
パイライトの入り方を計算して切り取られています。
これを背景にして装飾を考えるのはとても楽しいこと!
DAKOTAのカルセドニー、楽天市場「素材館」に出します
これも完成品ですが、センターピースのブルーカルセドニー、
7個組の大き目スラブでした。
日本人には 7個を繋げたものは大きすぎるので、個別に使いました。
7個を丸く並べるために、ごらんのように下にカーブがつけてあります。
ですから、各スラブは斜めになりますが、斜めを活かした装飾は十分に考えられます。
楽天市場のお店、7日オープンを予定していましたが、
店名変更完了が10日になるということで、オープンも10日にいたしました。
やったー!!時間ができ・・・
いえ、残念ですが、仕方がありません。(ふぅ)
というわけで、本日はオモシロビデオご紹介でした!?