パワーで選ぶ?カラーで選ぶ?ターコイズ

天然ターコイズの定義って?

 
昨日アップした「モハベターコイズ」。
MohaveともMojaveとも表記されています。
どちらもモハーヴェ。
でも日本語表記は「モハベ」が中心なので、それに合わせました。

  

 

モハベターコイズマーキスネックレス

 

 
 
モハベターコイズは主にアリゾナのターコイズの小片を
銅や青銅といっしょに高圧縮して形成されます。
それに色のエンハンス加工をしてパープルやグリーンにすることもあります。
銅などの金属がきらりと光るマトリックスになってとてもアーティスティック。
特にパープルが人気のようで、高価です。

 
じゃ、これ、天然じゃないよね・・・・と思われるかもしれませんが、
個々のターコイズは混ざり気のないものであり、
米国宝石学会で「Genuine(真の)」と認定されています。

 
純正、或いは天然ターコイズというのは どういうものなのでしょう。
実際、石のアクセサリーを求めるときは「本物?偽物?」が気になるところですよね。

 
 

市場の宝飾品の中でGenuine:Naturalが含まれるのは1%未満!?

 
 
純正:ナチュラルを「地面から出てきた時と同じ性質の未処理のもの」とすれば
実際に出回っている「ターコイズアクセサリー」にそれが含まれるのは1%未満であろうといわれます。
ターコイズは脆く、柔らかい。
ジュエリー製造には最も難しい石の一つ。
この画像は処理をされていないターコイズ(スリーピングビューティ)です。
小粒なのでそうそう崩れることはありませんが、
少し長さのあったものはある拍子に、ぽろっと割れてしまいました。
表面がマットでいつものターコイズとは全く違う印象ですが
とても美しい部分をピックアップしてビーズにしたものです。

 

 

ターコイズ原石ビーズ

 

 

 
ヒトの知恵と工夫はターコイズをより耐久性のあるものへ処理する手段を積み重ねてきました。
それがスタビライズ、「安定化」です。
安定化には熱処理、樹脂の浸透、染料処理などの方法が用いられます。
科学的な変化をもたらさず、組成はターコイズそのものであることから天然ターコイズと呼べます。
Mohave(Mojave)、Composite、Compressedターコイズと呼ぶこともあります。
Mohaveはターコイズの産地であるアリゾナの郡で、特に美しい仕上げで人気があり、地名がそのままブランド化したものです。

 
 
Genuine(純正)とは呼べないもの

 

 
RECONSTITUTED:いわゆる「ネリ」です。
粉末に粉砕され、他の材料や化学物質と混合され、含まれるターコイズがごく少量のものです。
ただし、含まれるターコイズがほぼ100%の上質のものがあります。
ドイツ製のネリはネリならではの美しい形状と発色を得ており、
個人的には天然の定義からいえば、これは天然と呼んでもいいのではないかと思います。

 
ほかに、ハウライト、マグネサイト、その他の石の染め、そしてターコイズに似せたガラスやアクリルなどは
もちろん「ターコイズ」とは呼びません。

 

 
 
ターコイズの意味と使い方

 

 
パワーストーンとしてのターコイズについては、もうたくさんのサイトで紹介されていますから
かるくまとめておきたいと思います。

 
感情と精神への働きかけ:癒し、調和、自己受容、ストレスの緩和

物理的な癒しのエネルギー:精神的免疫力の強化→うつ、パニック、疲労の緩和、
バランスを失ったことによる目の疲れ、偏頭痛の緩和
呼吸器系に働きかけ、肺障害やアレルギーを改善する助けとなる→ネックレスが有効

お守りとして:転倒(馬や古代の戦車など)を防ぐ、航海の安全、愛情の始まり、幸運、保護
指輪であれば、贈ることでその力が発揮される

 
黒い地中に鮮やかな青を見つけた時、人々はどんなに驚いたでしょうか。
インドでは空の精霊が地中に降りて隠れていたと物語られたそうです。
空と大地の融合、調和の世界をみたことは、形を変えて世界各地に伝承があります。
逸話とともに人々が経験上得てきた石の治癒の力。
科学的な裏付けは専門家諸氏にお任せするとして、
長い長い時間をかけて石が蓄えてきたミネラルとエネルギーを感じるのは喜びにもつながると信じます。

 

 

 
 
DOLPOのターコイズ

 

 
ターコイズ素材

 

 
比較のためにチェコガラスも入れてみました。
カラーとアクセサリー全体のイメージを作るものとして、
侮れない素材です。

 
産地により、青が鮮やかなもの、グリーンが強いもの
マトリックスがはっきりしたものなどいろいろ。
土に含まれる鉄や銅などの成分によりますが、
自然の作る色は不思議で興味をそそります。

 
チャイニーズの花型やその右の丸玉は再構成されたものではないかと思うのですが、
特に花型はそのくすんだ色合いがよい感じ!
アフリカンターコイズはその色により「ターコイズ」の名前がついていますが、
ジャスパーの一種であるようです。
これもとても力強く、よい雰囲気があり、DOLPOのアクセには欠かせないものになっています。
呼び名は仕入れ先の提示どおり、「アフリカンターコイズ」としていますが、
違いを明確にしておきます。

 
特にスリーピングビューティなど混じり気のないブルーのものが最高とされますが、
母岩の茶や黒がはいっているものをよく使います。
立体感があり、また地球感(?)がいっぱいです。

 

 

 


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