生きている者としての務め~ペットとの別れのこと
まずは地域の公共施設(斎場)を検索しよう
ワンコがなくなってからまだ5日目。
別れの儀式はあっけないほど終わり、言葉で整理できそうになったのでご報告します。
突然であれ、覚悟の上であれ、永遠の別れは認めたくないこともあります。
儀式などすれば認めざるを得ない。認めてしまう自分を許せない。
だからしたくない、避けたいという気持ちがあるものです。
けれど、それは務め。
死は進行する。
冷たくなってゆく、固くなってゆく、独特の匂いを漂わす。
死の匂い、って、あるんですね。
ヒトも、ワンコも、ハムスターも、おなじようにあって、
周りの者達に旅立ちの準備を催促します。
「ペット葬」「ペット 火葬」で検索すると、たくさんの親しみやすそうな広告がでてきます。
ペットなら、それまでの療養の経費もかかっているはず。
我が家の場合、救急からその後の処置などで20万円ほどいっきにかかっていました。
できればお骨も拾って帰りたいし、個別葬を選びたい。
けれど、かなりの負担になります。
あきらめて合同葬を選ばざるをえない、ということもありましょう。
地域の公共施設をたずねてみてください。
大きすぎる負担を避け、丁寧に、気持ち安まる別れを手伝ってくれます。
当地では新しい施設が完成したところで、
人に加え、ペットの取り扱い(というのか?)もしてくれていました。
合同で5000円、個別で15000円ほどでした。
合同というのは、5体ほど集まったら、火葬し埋葬するというもの。
個別は立ち会い、焼香、骨揚げまですることができます。
24時間対応もたいへん助かります。
うちの子(フレキ)が亡くなった翌日の朝、連絡をいれたところ、すぐに連れて行って良いとのこと。
麻布に包まれた体は、合同葬を待つ子たちといっしょに冷凍庫に保存されました。
火葬は翌日の朝に決まりました。
フレキの欠片は大好きだったおうちに埋葬しました。
なんて、あっけない。
フレキを探して
まっているんだけれど、もういないんだ。