GoTo高野山③~くすりとお香

高野山のくすりとお香

 
あれは9月の半ばでした。
日記・・・とはいえず、もはや思ひ出、ららら~

 
金剛峯寺を中心にしたお山のメインストリート。
くすり屋さんが多い!
その中で目を引く古めかしさ!

 
高野山くすりの弘法堂

  

 
高野山くすりの小滝弘法堂

 
高野山小滝弘法堂

 
小滝弘法堂さん。
時が止まったかのような様相ですが、
ブルーライト対応目薬、在ります!ナウい。
この画像の左下にある、黄色の「大師陀羅尼錠」に注目しておいてください。

 
修験者たちのおなかを守ってきた和漢薬・陀羅尼助

 
高野山でよく見かける「陀羅尼助」錠剤。
千三百年の歴史ある和漢胃腸薬です。

 
陀羅尼助のもと黄檗

 
原料の黄檗。
黄色の染料でもあり、僧侶の衣の黄色もこの黄檗からとったものだとか(弘法堂おかみ談)。
こちらは樹皮まるごと。

 
黄檗樹皮

 
オレンジの箱に入った陀羅尼助丸は奈良は天河村の銭谷小角堂さん謹製。
吉野のあのあたり、非常に山深く川がきれいなところです。

 
陀羅尼助丸

 
なにせ、食べるは愉しみ。
胃袋酷使。
そんなときに陀羅尼助を30錠!
芳香(←ここ大事)のツブツブをざらざらと呑みますと、
あらふしぎ、おなかがすっきり軽い!(実感)

 
4ミリの丸薬30錠は数えるのもたいへんだ!
・・・いえ、そんなことはありません。
すばらしい道具がございます。
「薬匙」と申します。
なんちゃって、使い方がわからずあたふたした様子を動画でご覧ください。
声がはいっていますので、音量ご注意ください。

 

 

 
ばかですね・・・。ふぅ~・・・。
でも面白い道具ですよね!
これ考えた人、きっといにしえのアイデアマンだったんだ。

 
さらに「ブルーライト」にも対応して、疲れ目にはよいという目薬。

 
雲切目薬

 
長野のお薬屋さんで500年の歴史のある目薬。
名前がかっこいい。。。
弘法堂のおかみによりますと、「しみるがよく効く」と言われ続けてきたそうです。
 
実際につかってみますと、これまた爽やか!
さほどしみず、むしろ目玉がよろこんでる!って感じです。
PCや携帯、ゲームでちらついた目がすっきり、ぱぁっと世の中明るくなったように見えます。

 
お香の高野山太師堂

 
以前、イングランドの樹脂香を話題にしたときに、
安息香の香りをたしかめたくて取り寄せたのは、こちら、高野山太師堂さんから。
実際に香木とはどんなものか、どんな種類の香があるのか、非常に興味があって、訪ねました。
実は、これが今回の高野山訪問の最大目的。

 
高野山太師堂

 
 
ネットで見たものを実際に目の前にすると、ワックワックします。
わくわくしすぎて、店内の様子などを画像に収めるのを、
まっっったく、
忘れてしまいました!(何しに行っとんねん・・・)
もっとも見たかった「竜涎香」はレア中のレアで、店頭には置かれておりませんでした。
竜脳というのがありましたが、
強烈な、そうですね・・・樟脳の匂いがしました。
貝香にいたっては磯臭くってきぇぇぇってなります。
だいたいどれをとっても強烈なのに
それらがブレンドされるとかぐわしくなるのです。
マジック。
なじみの白檀や沈香の原木もあって、どれをとっても好奇心を刺激してくれます。

 

 
お土産にはキューブになった「置くお香」がイイかも。

 
置くお香「麝香」

 
麝香ですが、まるで、スズランのようなよい香りがします。
火を使わないお香で、紅茶の空き缶にいれて置いていますが、
何かの折にふわっと香ってきて、長持ちしています。

 
今回、香炭と灰を買い求め、樹脂香のいろいろを試せるようにしました。
ココットの器を用意して灰を入れ、
炭を埋めて、そのうえに2センチ四方のアルミ箔をのせ、
そこに香を置きます。
本来はアルミ箔ではなく、うすい雲母の銀葉というのを使うのですが、
アルミ箔でいけます!ということでした。

 
香炭

 
香炭はガンメタのチョコレートのようで、割って使います。
どのくらい継続するのか、どのくらい熱くなるのかなど、わからないことが多かったので、
最初はひとかけらをさらに横に半分に切って使いました。

 
香炭

 
すぐに火が付きます。
火が安定してきたら、灰に埋め、ちいさな窓をつくってやり、そこに箔を載せるのです。

 

 
こうして、香を燻らせるのです。

 

 
 
ほのかな香りがあがってきて、
なにやらとても雅。
ちなみに炭は意外に早く燃え尽きます。
オイルポットもいいですが、
この手間暇と香りの時間は心底、癒やしの時と感じられます。

 
ところで、この太師堂さん。
じつは薬屋さんだったんですと。
上の弘法堂さんにあった、陀羅尼助の黄色い箱。
あれはこの太師堂さん謹製だったんです!!
黄檗、竜旦、青木が主成分。
どれも香料として太師堂さんで見ることができます。
お香と薬は切っても切れない関係。
むしろ同じものなんですね。
安息香も、その名の通り、いぶして呼吸を楽にするものなのです。
おもしろいですね。

 


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