「娼婦風スパゲッティ(プッタネスカ)」は激ウマでした!
「ジョジョの奇妙な冒険」のトニオさんのスパゲッティが美味しそうで
普段は出されたモノはなんでもいただきます!・・・のうちのお嬢ちゃんが、
めずらしくリクエストしてきた。
「娼婦風スパゲッティ」作って欲しい。
ふむふむ、なにそれ?
聞きましたら、あのアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の作中で見た料理がすこぶる美味しそうだったらしい。
まずは見てみねばなるまいな・・・と、前後50話ほどをいっきに見まして(おもろい)、
かの「娼婦風スパゲッティ(プッカネスカ)」はざくっと申しますと、トマトとアンチョビとオリーブのソースを絡めたものだった。
うむ、これは美味さの黄金トリオであろう!
トニオさんの娼婦風スパゲッティ、早速作ってみました。
ちなみにアニメではトニオさん、「ジョジョの奇妙な冒険・ダイヤモンドは砕けない#10」に登場します。
トッピングはパン粉
面白いのが、トッピングに粉チーズではなく、パン粉を使うと言うこと。
ちょっと考えまして、一工夫いれてみました。
ソースやパスタのまえにトッピング用意。
① 普通のパン粉を乾いたフライパンにとり、炒ります。
② 少し色づいたら火を止め、粉チーズとイタリアンソルトを少し加え、余熱で炒ります。
つまんでみて、チーズ味も塩味もするかなぁ、しないかなぁ、という程度。
ハーブがあればそれだけでよいのでしょうが、あるものでまかなう。
さらさらの状態で別にとっておきます。
アンチョビ、オリーブ、そしてケッパー
ケッパーはスモークサーモンの飾りでしかみたことないし、
そんなにおいしいものでもないとおもってました。苦いし。
ケッパーというのは、なんというか、ちいさな緑のカメムシみたいな形の花のつぼみの酢漬けで、
瓶詰めのコーナーで見つけることができます。ジャスコに売ってます。
黒オリーブは種を取ってちぎって細かく。
アンチョビは一人分一枚で人数分用意し、ざくざくみじん切り。
アンチョビはとても塩辛いのです。ちなみにアンチョビとチーズたっぷりのピザは最高です。
この間に、つめたいフライパンにたっぷりオリーブ油をひいて
にんにくと赤唐辛子の輪切りを入れておきます。
またパスタ用のお湯も沸かし出します(お湯にはちょっと塩気を感じるほどに塩を加える)。
最終的にソースとパスタのゆであがりが同じになるのが理想です。
ソース作り
① ニンニクと唐辛子のフライパンに火を入れます。
今回は奮発してニンニクは青森産(たっけー・・・けど香り最高)。
じゅわじゅわ煮えてきたら、ケッパー、オリーブ、アンチョビの順でいれていきます。
この時点でめちゃめちゃ良い香りがしています。
② トマト缶投入。トマトはざく切りタイプをチョイス。
③ 全体がなじんだら味を見てイタリアンハーブソルト一振り。
アンチョビが塩味をつけるので、ハーブだけの方がよいかもですね。
ソースを弱火でぐつぐつ煮詰めていきます。
これらの作業の間に、パスタをゆで始めます。
パスタを和える
これまでわたくし、ゆであがったパスタをざるにあげ、黒こしょうとオリーブ油を振ってお湯きりをしておりました。
そうじゃなくて、
お鍋からパスタをすくいあげ、ぽたぽたゆで汁ごとソースと和えるのだな!
YouTubeで知った。ありがとう、YouTube!
ひとつ掬っては、かきまわし、
ふたつ掬っては、かきまわし、
ソースの油分とパスタの水分が十分に乳化するのだそうな。
始めはパチャパチャいっていたのが、次第にヌッチャヌッチャ言い出します。
箸から伝わってくる感触も、グッチャグッチャからメットメットしてきます。
見ていても、パスタからソースがはげることがなくなることがわかります。
先につくっておいたパン粉トッピングをふって 完成!
味よし、香りよし、コスパよし、作業も簡単でこりゃもう、
最高でしょ。
おいしかったです。