Yokohama幻想旅行②~馬車道エリアの隠れ家的ドイツ料理の店・Damm(ダム)
さまよい歩いて行き当たったらそこは大人なオアシスだった
横浜。
大昔、受験のために1週間くらい連泊したことがありますが、
ぜんっぜん、街の記憶はございません。
なんか、毛糸のベスト買った。どれもこれも全部高くて、それだけ買った。
ほとんど宿から海を眺めて過ごしてた。
ちなみに試験は途中でほっぽりだした。
トーキョー観光して帰りました。
だから、今回の横浜行はほぼお初。
縦も横も、右も左もさっぱりわからん。
コンサートの余韻に浸りながらぷらぷら歩く夜の街。
やっぱりヨコハマっぽい、おしゃれでおいしいもの、食べてみたいよね、と探し歩く。
ロマンチックな名前の馬車道あたりは
アンティークとニューエイジが混ざったようで、
店の看板、しつらえ、ウインドウから覗くアイテムも全部しゃれて見える。
京都を歩く観光客のみなさんは、どの街角をきりとっても
ああ、風情あるなぁ、と感じるのだろう、あれと同じ。
オープンカフェ&バーが多くて、そこに座るならがっつりキメて来いよって感じ。
ダサダサな我々親子はちょっと引く。
どんどん暗くなる道を裏へ、裏へ。
もちろん、「近場でおいしいところ」とグーグル検索もいたしました。
グーグル推奨の場所に行き着いたら、やっぱりオープンカフェでやたら賑やかしい。
すっと、当然のように引き返し、また歩く。
しばらくして、暗がりの中に ぽっと浮かぶ赤いひさし。
ドイツ料理のDamm(ダム)
チーズ・・・・・
それだけでわさわさしちゃう我々。
ここだな。
店内は男性カップル(ちがう!)一組だけ。
静かで、とてもとても落ち着く。
ドイツ料理ならやっぱりビール試さなきゃね。
あまり黒くないのが好みです。
それからソーセージ。
オーナーさんに「血のソーセージはいやなんだけど」と聞くと
「それはありません」とのこと。
スモークの効いたオーバークライナーをチョイス。
ピザのような4種のチーズのフラムクーヘン。
そして、彩り温野菜のラクレットチーズのせ。
ラクレットチーズが炙られる。
そうだ、まるでドラちゃんの四次元ポケットだな(w)。
しばらくすると、よい香りが漂ってまいります。
味はもちろん、香ばしさを堪能したのであります。
言葉少ななオーナーシェフさんですが、ぽつんと
「関西からですか」と。
ホワッ?君は諜報員か。。。
「よぉわかりましたな、なんで?」とするどく問い返す。
・・・って、問い返したくなるような
ヨーロッパの古いスパイ映画とかそんな感じの場所やってん!
「こ・・・言葉が・・・」と苦笑いしたはりましたな。
あ、笑うんだ、シェフ。。そのくらいクールで客の時間を邪魔しない
だからといって愛想がないわけでなく、「ほどほど」を承知している方とおみうけ。
ともあれ、機会があればぜひまた訪ねたい。
次はドイツワインと
マジョラム味のソーセージを試したいね!