癒し・希望・愛のネックレス~ムーンストーン・ルチルクオーツ・ローズクオーツ

それはそれは美しい3つの石

 
わずかな明かりの下でも美しい表情を見せる石、3つ。
ムーンストーン、ルチルクオーツ、ローズクオーツ。
どれもなじみの深い石ですが、「特別」を見つけるのは難しい。

だから、この石たちに出会えたのは、幸運。
そしてそれらを細工することは喜び。
次の誰かに届いてくれるのを、待つのです。

 
3つとも。輝きも形も美しいので、
複雑なアレンジをせず、最大限にその魅力を引き出すようにしました。

 
白い輝きは月のしずく・ムーンストーン

 
ムーンストーンネックレス

 
このムーンストーン、角度が変わるたびに白いシラーが異なった風にうかびあがります。
2本の丸玉ピンでベイルをつくり、さらにもう一本まきつけて露のように見せています。
留め具や三日月はシルバー。留め具側にもシルバーの砂玉を配置しています。

 
凛々しいほどのの金針を内包するルチルクオーツ

 
ルチルクオーツネックレス

 

 
クリアな水晶がそのカットと金針の放つ色により、
おちついたスモーキーグレーに見えます。
どことなくカンロの純露(キャンディ)みたいです。
金をいっぱいに詰めたルチルクオーツが上等とされますが、
けばけばしさがなく、凛とした雰囲気を見せます。
真ちゅうの小さなチャームと星を飾ってちょっぴり抜け感をくわえて
大人な可愛さのあるネックレスにしました。

 
淡くなめらかなピンク・ローズクオーツ

 

ローズクオーツネックレス

 
仕入れ先にはほかにも美しいローズクオーツがありました。
けれども、これだ!とおもったのは
この形が幼いころからずっと好きだったほんの挿絵のある形に似ていたからです。
それは「種」でした。
講談社の幼年文庫というのがあって、適応学年別のシリーズがあったのですが、
その「アンデルセン童話・一年生」という本の中に
「はなとおひさま」というお話があります。

 
アンデルセン童話・はなとおひさま 講談社文庫

 
種がおひさまにさそわれて根をだし、芽を吹かせ、花を咲かせるまでの物語ですが、
この挿絵が大好きで、いまでも大切にしているのです。
この種に似ていた!
やさしいやさしい、カタチ。
そのなかに、夢だとか、希望だとか、そんなものを感じるのです。
ちなみにこのころの幼年文庫の監修はなんと川端康成さんなのでした!古い話です^^。

 
種のローズクオーツは裏もフラットではなく、全体にコロンとしています。
トップから先端までよいカタチ。
それを活かせるようにシンプルに飾りピンで留めました。
留め具はハート型です。

 


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